武勇伝という程ではないけれど、父と車で買い物に出たときの話。

1イイ! 3 イイ! 
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武勇伝という程ではないけれど、父と車で買い物に出たときの話。
家を出て数百メートル進み、赤信号で停止。
前は白いファミリーカー。
運転席からヒョイと腕が出て、空き缶を見事なポイ捨て。
道端にポイ、じゃなくて、孤を描いてポーイと、道沿いのお宅の敷地内めがけて。
飛距離が足りなかったらしく、缶は囲い壁に当たって跳ね返り、
コロコロとうちの車の傍まで転がってきて、運転席ドアの下あたりで停止。
酷い事するなぁと腹立たしく思っていると、父が無言でドアを開け、その空き缶を拾い上げて私に渡しました。
クズ入れに入れようとすると、「持ってなさい」だって。
?と思いながらもそのままでいると、信号が変わり車が発進。
幹線道路への合流交差点で、前の車は左折のウィンカー、
私達は右を出して、狭い2車線で並んで停止。
隣の運転手を見ると、頭が剥げて黒ぶちの眼鏡をかけた結構いい年のオジサン。係長クラス?って感じ。
何粋がってんだか、窓を開けてドアに腕かけて運転してます。
こんないい大人がアホな事するなんてね・・・と、遠慮なくジロジロ見てると、父に呼ばれました。
振り向くと、とってもいい笑顔で、「落し物、返してあげなさい」だって。
私も「はーい」といいお返事で、助手席の窓を開けて、「落としましたよ」と隣に缶を戻してあげました。
にょっと手を出しておっさんの顔の前に缶を突き出すと、Mrオクレが意表を突かれたような顔でこっち見てました。
手を引っ込めたところで信号が変わり、父の車は右折。
ポイ捨て親父はタイミングを逃し、後ろの車にクラクション鳴らされてたっけ。
個人的に胸がスーッとしたし、何年かぶりで父と腹の底から笑えたので、私にとってはいい思い出です。
ささやか過ぎてごめんなさい。

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